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ADHD(注意欠陥/多動性障害)とは|アスペルガー症候群との違い

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ADHDとは、「発達障害」のひとつで、「注意欠如」と
「多動・衝動性」という2つの特性を持っていて、
日常生活を送るのが難しい場合に診断されます。

ADHDの特徴は、「注意欠如」の場合は、集中したり、
注意を持続することができないことです。
例えば、授業やグループ活動に集中できないため、
人の話をよく聞かず、流れについていけないことがあります。
また、忘れ物が多かったり、物をなくすこともよくあります。
さらに、物事を秩序立てて考えることが苦手なため、
整理整頓や、身だしなみを整えることも苦手な人が多いです。

「多動・衝動性」は、いったん始めた行動を
抑制することができないということです。
衝動的な行動も多く、授業中に先生の質問に勝手に答えたり、
急に席を立って歩き回ったり騒いだりします。
順番を待つことができず、列の先頭に割り込んでしまうことも
よく見られる行動です。

ADHDとアスペルガー症候群は、非常によく似ているので、
なかなか区別が付きません。
あえていうなら、ADHDは集中が長続きせず、
授業を受けている間でも注意が散漫になっています。
一方、アスペルガー症候群の場合はそのようなことはなく、
授業は集中して受けることができますが、
人との関係をとることができません。
ただしADHDもその行動から、友達を含む周りの人から
小さな頃から怒られることが多く、人間関係をつくることが苦手です。

しかし、ADHDも、アスペルガー症候群も、
意図的に「悪い子」になっているのでも、悪意があるのでもなく、
本人にもどうしようもないことなのです。
もちろん躾や教育が悪かったわけでもありません。
一番悩んでいるのは本人や親だということを、
周囲の人は認識する必要があります。

ADHDの症状は、一般的に思春期を過ぎる頃には
落ち着いてきます。
特に、多動・衝動性の落ち着きは顕著です。
注意欠如は大人になっても続きますが、
様々な経験を重ねることで、自分なりに工夫をして
社会に適応していきます。

子どものうちのADHDの治療は、「行動療法」
「環境改善」「薬物療法」の3つを組み合わせて行います。
『治療』と書きましたが、ADHDは生まれつきの脳の
働き方の特徴ですので、根本的な治療はできません。
ただ、対応法を変えたり、薬の力を借りることにより、
子供の行動を助けたり、集中力を増したりして、
「困った行動」を抑え、本人や周りの負担を減らすことはできます。

「行動療法」では、適切な行動を不適切な行動を
点数で評価する「トークンエコノミー」という方法が一般的です。
適切な方法と不適切な方法が一覧になっているので、
どのような行動が不適切なのかがよく分かりますし、
仮に不適切な行動をしても、点数を引かれるだけで
しかられないので、子ども自身の自尊感情も保たれます。

「環境改善」では、気が散らないような環境を整えます。
例えば、予定表を貼って、それに従って行動するように促したり、
部屋を片付けて、シールなどでどこに何を片付ければよいのか
一目で分かるような工夫をする、などがあります。

「薬物療法」では、「メチルフェニデート」や「アトモキセチン」という
薬を服用して、集中力を増したり、多動・衝動性を抑えたりします。
数年間の服用で、多くの場合は薬の必要がなくなるといわれています。
これは、薬を服用することで、『集中する』ということはどういうことかを
子供が体験し、身につけていくからだと考えられています。
ただし、これらの薬には、不眠や食欲不振などの
副作用が現れることがあります。

ADHDの子供を持つ親御さんは様々な苦労や不安、
ストレスがあるかと思いますが、子供はそれらを敏感に察知します。
小児診療科などの医療機関や保健所などの公的機関のほか、
ADHDの子供を持つ保護者のサークルや、
支援するNPO法人などもあります。
不安なことや分からないこと、困ったことがあったら第三者に相談し、
支援を受けるようにして、抱え込まないようにしましょう。
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