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五十肩の痛みを長引かせない! 適切な対処で症状を抑える!

40~50代の方の肩の痛みで最も多いのは、「五十肩」です。
五十肩は何故か、60歳を過ぎてから起こることは、ほとんどありません。

五十肩のは、左右どちらかの肩が痛み、動かしにくくなる
症状が現れます。
いったん治ると再発しませんが、反対側の方に
発症することはあります。

五十肩は特に治療しなくても、自然に治りますが、
6ヶ月以上たっても症状が改善しない場合は、
腱板断裂など、他の病気が疑われるので、
整形外科を受診しましょう。


五十肩は、「急性期」「慢性期」「回復期」という
経過をたどりますが、経過にあった対処を行うと、
痛みも軽くなり、回復も早まります。
逆に、安静にすべきときに肩の運動をしたりすると、
症状が悪化したり、回復が遅れることもあるので、
注意してください。


<急性期>
五十肩になり始めの痛みが強い時期を急性期といいます。
約1~2ヶ月続きます。

動かした瞬間が最も痛み、寝ているときなども痛みますが、
腕や肩を動かすことはできます。

急性期は、肩を動かせるからといって、痛みをこらえて
動かしたりせず、できるだけ安静にしましょう。
ただし、お風呂上りで血行がよくなっているときなら、
軽く肩を動かしてもかまいません。

痛みがひどい場合は、整形外科にかかると、
「非ステロイド抗炎症薬」の飲み薬や貼り薬を処方してくれます。
痛みがどうしても我慢できないときは、
ステロイド注射をして、炎症を抑えることもできます。


<慢性期>
急性期の後に、慢性期が来ます。
慢性期は、5~6ヶ月間続きます。

慢性期には痛みは減りますが、無理に動かすと痛いです。
また、関節が硬くなって肩が動かしにくくなり、
日常生活に支障が出ることもあります。

慢性期には、運動療法を行って、肩の関節の稼動域を
広げることが重要です。
運動は、少し痛みを感じる程度に行います。
1日2~3セット行うとよく、特にお風呂上りは血行が
良くなって痛みを感じにくいので、お勧めです。
一度に行うのは1セットのみとし、無理はしないようにします。

日常生活では無理をせず、痛みを感じない程度に
肩を動かすと良いでしょう。

この時期の治療は、ヒアルロン酸注射で肩の動きを改善したり
痛みを和らげたりします。

また、「パンピング療法」という治療法もあります。
パンピング療法とは、関節包いステロイド薬、麻酔薬、
生理食塩水などを注入し、肩の痛みを和らげます。


<回復期>
慢性期が終わると、回復期に入ります。
回復期は、およそ5~6ヶ月続きます。
この時期になると痛みが急性期よりさらに減り、
肩も徐々に動かせるようになってきます。

肩の筋肉が低下しているので、回復期に入ったら、
筋力を回復させるために積極的に筋力トレーニングなどに
取り組みましょう。


<手術療法>
運動療法や薬物療法を始めて1年近くたっても症状が
改善しなかったり、伸ばした腕が身体の真横側に60度以上
上げられない場合などは、手術を行うことがあります。

最も一般的な五十肩の手術は、関節包を1週するように
切込みを入れる「関節包切離術」です。
「関節包切離術」を行うと、痛みが良くなり、
肩も動かせるようになりますが、リハビリテーションは
やはり必要です。

「関節包切離術」は全身麻酔で行われ、
入院期間は、リハビリの指導も行われるため2~3週間が
一般的です。
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