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胃がんはなくせる! ピロリ菌の除菌で胃がんにならない!

胃がんは、がんの中で最も発症者の多い癌です。
ですが、その胃がんの9割以上が、
防げるがんだということを、ごぞんじですか?

胃がんは10年位前まで、塩分やストレスなどが
原因とされてきました。
しかし最近の研究で、胃潰瘍の原因ともなる
ヘリコバクター・ピロリ(ピロリ菌)が原因であることが
分かってきました。

ピロリ菌が感染すると、長い年月を経て
胃の粘膜が萎縮して、胃がんが発生するのです。
ただし、胃がんのうち数%は、ピロリ菌とは関係のない
メカニズムでがんを発生させていると考えられています。

いずれにせよ、ピロリ菌に感染していない方は、
胃がんを発症することがほとんどないのです。

ピロリ菌による胃の粘膜の萎縮が胃がんの原因であるため、
たとえピロリ菌に感染していたとしても、若いうちに
除菌すればするほど、胃がんを発症するリスクが
小さくなります。

30代までに除菌をすると、ほぼ100%胃がんに
ならないという研究結果もあります。
40代で除菌すると95%以上が、
50代では男性が8割弱、女性が9割強、
60代では男性が5割、女性が8割強、
胃がんを予防できるとされています。

また、早期胃がんで胃を切除した後にピロリ菌を除菌すると、
除菌しないよりも再発率が1/3になるという研究結果もあります。
胃がんになる方は胃が既に萎縮しているため、
除菌をしても発症を完全に予防することはできませんが、
それでも除菌により、再発を抑える効果は期待できます。

ピロリ菌は幼児期に感染します。
これは、幼児期は胃酸の分泌が未成熟なためで、
胃酸の分泌が成熟した成人では感染しないため、
一度ピロリ菌を除菌すれば、再び感染することはありません。

ちなみに、日本人の場合、1992年の時点で
20歳台の感染率は25%程度と低率であるが、
40歳以上では7割を超えています。

ピロリ菌の感染経路は諸説ありますが、
保菌している親から離乳食を口移しで食べたり、
糞便に汚染された水・食品を介した感染経路が
有力視されています。


胃がんは、現在毎年約11万人が罹るといわれています。
肝炎ウイルスで発症する肝臓がんのように、
胃がんは既に予防できるがんです。

ピロリ菌の検査を受け、感染していた場合は、
除菌してみてはいかがでしょうか。
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