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悪性リンパ腫の放射線療法|利点と副作用

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悪性リンパ腫は、本来は体を守る働きをしているリンパ球が、
ガン化したものです。

正常なリンパ球は、薬剤や放射線によって壊れやすく、
それが癌化した悪性リンパ腫の多くも
抗がん剤や放射線に弱いため、
比較的なおりやすい病気です。

放射線治療により、悪性リンパ腫のDNAなどを攻撃します。
放射線照射後、数時間~数十日で悪性リンパ腫の細胞は壊れます。

正常なリンパ球もダメージを受けますが、
悪性リンパ腫よりも傷の修復能力が高いので、
回復していきます。

正常な細胞のダメージが大きくならないように、
放射線治療は少量ずつ、何回かに分けて行う必要があります。

ただし、回復するとはいえ、正常細胞も一時的に減少します。
このため、どうしても副作用が発生してしまいます。
副作用の強さは、個人差が非常に大きいです。

悪性リンパ腫の放射線治療の副作用には、
放射線による粘膜の荒れと傷み、食欲不振、吐き気などがあります。
通常、こうした副作用は、放射線治療が終わってから
1~2週間でよくなってきます。

放射線治療にかかる時間は10分程度なので、
通院で治療が可能であり、仕事との両立もできます。
ただし、化学療法と並行する場合は、
入院が必要な場合もあります。

放射線治療には、照射する位置を特定するため
印をつけますが、この印が消えないように注意さえすれば、
お風呂にも入れます。

また、粘膜に炎症がなければ、
少量ならお酒も飲んでかまいません。

タバコは、放射線の効果を著しく押さえる上、
副作用が起こる確率を高め、しかも症状も
重くなる傾向があるので、勧められません。

2008年に認可された「放射免疫療法」という
新しい治療法もあります。
これは、免疫療法と放射線療法を組み合わせた方法です。

今まで治療成績が悪かった、ゆっくりと進行するタイプの
悪性リンパ腫に有効で、ろ胞性リンパ腫、MALTリンパ腫、
小細胞性リンパ腫、そしてマントル細胞リンパ腫に
適用されます。

B細胞性リンパ腫のがん細胞の上にあるCD20という
タンパク質にワクチンがくっつき、たんぱく質を
分解する酵素や、補体と呼ばれる物質が
がん細胞にいくつも穴を開けて、がんを死滅させます。

放射免疫療法は、ここに放射線療法を加えた方法です。
CD20にくっつき、放射線を撒き散らして
くっ付いたがん細胞や、周りのがん細胞も攻撃してくれます。

この方法の利点は、従来の放射線療法よりも
正常な細胞へのダメージが少ないため、
副作用も少ないことです。

反面、放射線の届く範囲が5mm程度なので、
5cm以上の腫瘍には効果が限られてしまいます。
このような場合は、放射線療法や、抗がん剤による治療で
ガン細胞を小さくしてから、放射免疫療法を行います。
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