発汗異常 汗を異常にかく場合

汗のかきやすさというのは、思った以上に非常に個人差が大きいです。
ですが、『発汗異常』というのは、誰が見ても明らかな異常、
夏でも寒がって厚着をしていたり、冬でも暑がって汗をかいているという
誰が見ても明らかな異常を差しています。

《発汗が異常に多い場合》

・甲状腺機能亢進症
甲状腺機能亢進症は、甲状腺のホルモンが過剰になる病気です。
甲状腺ホルモンが過剰になると、代謝が活発になりすぎるため、
体内の熱の産生が高まります。
その結果、暑がりになり、冬でも薄着になり、異常に汗をかくようになります。
更年期障害のホットフラッシュと混同されがちですが、
暑がりと発汗が”持続する”のが大きな違いです。
そのほか、体重の減少、食欲の増加、ふるえ、排便回数の増加、
女性の場合には月経異常などの症状もあります。

・更年期
更年期以降の女性には、”ホットフラッシュ”と呼ばれる
一時的な発汗と暑がりの発作的な症状が現れることがあります。
一時的に小動脈や毛細血管が拡張することが原因で、
急に顔や身体が火照り、大量の汗をかきますが、
2~5分程度で元に戻ります。
このような発作を、1日に数回繰り返すこともあります。
更年期障害の一つとされていますが、
更年期を過ぎても起こることがあります。
上記の甲状腺機能亢進症との違いは、
暑がりと発汗が”一時的”なことです。

・食後の発汗
熱い食べ物や辛い食べ物を食べた後に汗をかくのは、
普通に見られることで異常ではありません。
しかし、糖尿病の方で、たとえば
『ヨーグルトを食べると大量の唾液と汗が出る』
など、明らかに異常な食後の発汗が見られる方がいます。
これは、糖尿病による自律神経の異常が原因です。
糖尿病で損なわれた神経が修復される際に、
唾液腺と汗せんの神経支配に共通な部分が出来てしまう
ことによると考えられています。
関連記事
スポンサードリンク
タグ:発汗 汗 発汗異常 ストレス 甲状腺 
Copyright (C) 病気ガイド ~気になる病気の症状・治療法を簡単解説~. All Rights Reserved.