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うつ病と薬の飲み方⑤ 〜トレドミンの特徴と副作用〜

SNRIは、従来の抗鬱薬と比べて進化した、第4世代の抗鬱薬と
言われています。

飲み始めてから比較的短時間で効果が現れ、抗うつ作用が強く、
反面、副作用が少ないのが特徴です。

SNRIとは「セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬」の意で、
これらが神経細胞に再取り込みされるのを防ぐことにより、
神経間隙のこれらの濃度を高める働きをします。

セロトニンが増えることにより、気分の落ち込みや不安の改善を、
ノルアドレナリンが増えることにより、意欲や気力の改善が期待できます。

ただし、イライラや焦燥感の強いタイプのうつ病の場合、
SNRIの投与により、これらの症状が悪化される恐れがあるため、
注意する必要があります。

SNRIには、サインバルタ(成分名:デュロキセチン)と
トレドミン(成分名:デュロキセチン)という2つの薬剤が
日本では認可されています。

これらのお薬について、説明していきましょう。

◼︎トレドミンの特徴

トレドミン(成分名:デュロキセチン)は、サインバルタ同様、
セロトニンとノルアドレナリンの再取り込みを阻害し、
脳内のシナプス間隙に存在する量を増やしてくれるお薬です。

効果の発現が早く、副作用があまり見られないのが特徴です。

妊婦への対応は、サインバルタ同様です。
また、サインバルタ同様、母乳に薬剤成分が移行するため、
授乳中はトレドミンの服用を避けるか、人工乳に切り替えます。


◼︎トレドミンの副作用

トレドミンは副作用の少ない抗うつ薬ですが、下記のような副作用が
現れることがあります。

・口の渇き
・吐き気
・嘔吐
・便秘
・眠気
・排尿障害(尿閉、排尿困難)

排尿障害が起こる可能性があることが、特徴的です。
特に、高齢者や前立腺が肥大している方は注意します。

副作用の起こる頻度としては、口の渇きが7%強と、
最も多く、次いで、吐き気・嘔吐が約6%の方に見られます。

吐き気・嘔吐は胃潰瘍治療のための胃薬などが吐き気を止める
作用があるため、辛い方は医師に相談して処方してもらうと
よいでしょう。

眠気も約4%の方に見られる副作用ですので、車の運転などに
十分注意します。
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