病気ガイド ~気になる病気の症状・治療法を簡単解説~TOP  ≫ スポンサー広告 ≫  ≫ うつ病 ≫ うつ病と薬の飲み方② 〜抗うつ薬の種類と働き〜

うつ病と薬の飲み方② 〜抗うつ薬の種類と働き〜

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
スポンサードリンク
タグ:タグは付けられていません。
抗うつ薬には、次の5つのタイプがあります。

1.SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)
2.SNRI(セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬)
3.三環系抗うつ薬
4.四環系抗うつ薬
5.NaSSA(ノルアドレナリン作動性・特異的セロトニン作動性抗うつ薬)

うつ病の人は、脳の中の神経伝達物質であるセロトニンと
ノルアドレナリンが少なくなっていると考えられています。

そのため、上記の抗うつ薬にはいずれも、セロトニンとノルアドレナリンの
量を増やし、脳の働きを活発にする作用があります。

しかし、脳には有害な物質が入り込まないようにブロックする
「血液脳関門」という器官があり、ごく一部の物質以外は
脳に入り込めないようになっています。
上記の抗うつ薬も例外ではありません。

そこで、これらの抗うつ薬は、脳に直接働きかけ、セロトニンや
ノルアドレナリンの分泌を増やすのではなく、
これらの神経伝達物質が神経細胞に再取り込みをされるのを阻害します。

神経細胞に戻れなかった神経伝達物質は、神経細胞間にとどまるので、
結果として、神経細胞間にある神経伝達物質量を増やす事になります。


◼︎抗うつ薬の使い方と副作用

抗うつ薬は、残念ながら、飲んですぐには効き目が現れません。
個人差もありますが、一般的に効果が現れるまで2~4週間かかります。

しかもその間、多くの方に吐き気や便秘などの副作用が現れます。
効果が見られない上に副作用が辛くて、抗うつ薬の服用を止めて
しまう方もいますが、副作用は徐々に収まりますし、
効果も徐々に現れてきます。

辛い時期を過ぎれば、徐々に良くなってきます。
自己判断はせず、薬の服用を続けましょう。

受診していると、抗うつ薬の量が増えたり、薬の種類が
変更されたりすることがあります。

「効いていないのではないか」
「薬漬けにされるのではないか」
と不安になるかたもおおいです。

抗うつ薬は一般に少量から服用を始め、十分な効果が見られるまで
量を増やしていき、継続的に飲み続けるのが原則です。

しかし、薬の効きやすさには個人差があるため、同程度の症状の
人であっても、薬の量が異なることは、往々にしてあります。

周りの人と比べて薬の量が多いからといって一概に重症度が高いとは
言えませんので、薬の量に一喜一憂する必要はありません。

また、薬の種類を変更されると不安になる方もいらっしゃいます。
医師は、うつ病の症状や薬の効き具合によって薬を使い分けています。

処方された薬を忘れずに飲まないと、薬が効いているかどうか
判断できません。
うつ病は治る病気です。
医師を信頼し、しっかりと処方薬を飲み続けることが、
回復への近道となります。


◼︎セロトニンとノルアドレナリンの働き

ところで、セロトニンやノルアドレナリンは、具体的にどのような
役割を担っているのでしょうか?

セロトニンは、精神を安定させる働きがあります。
セロトニンが不足すると、ボーっとしやすくなったり、
パニックを起こしやすくなったり、鬱っぽくなることが知られています。

ノルアドレナリンには、物事への意欲や、生存本能を司る働きがあります。
交感神経を刺激して、心身を覚醒させたり、ストレスに反応して
不安や恐怖・怒りの感情を引き起こします。

ノルアドレナリンが不足すると、意欲や気力が低下したり、
物事への関心が薄れたり、鬱っぽくなることが知られています。

逆にノルアドレナリンが過剰になると、イライラと怒りっぽくなり、
キレやすくなります。

セロトニンには、ノルアドレナリンが暴走しないよう
コントロールする作用もあります。



関連記事
スポンサードリンク
タグ:SSRI SNRI 三環系抗うつ薬 四環系抗うつ薬 NaSSA 抗うつ薬 セロトニン ノルアドレナリン うつ病 神経伝達物質 
Copyright (C) 病気ガイド ~気になる病気の症状・治療法を簡単解説~. All Rights Reserved.
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。