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うつ病と薬の飲み方① 〜医者を信頼し、自己判断で服薬をやめない〜

うつ病の治療の基本は薬物療法です。

「うつ病は心の風邪」と言われるように、精神的な疾患なのですが、
うつ病の人の脳内では、心や体の情報を伝える神経伝達物質が減少し、
情報が伝わりにくくなるという、具体的な”体の異常”が起こっています。

うつ病の薬は、この不足している神経伝達物質(セロトニンや
ノルアドレナリンなど)を増やし、情報の伝達がうまく働くように
してくれます。


■うつ病治療の飲み方の大原則

このように、うつ病治療の基本は薬を飲むことですが、
治療にあたり、絶対に自己判断で薬をやめることのないように
お願いします。

風邪などの体の病気では、症状がなくなると勝手に服薬を
やめる人がいます。

しかし、体内にはまだ病原菌が残っている場合が多く、
薬への抵抗性を持った耐性菌の出現してきており、
従来の薬が効かなくなっていることが問題となっています。

医者は、理論など十分な裏付けがあって、薬を処方しています。
そのため、解熱剤などの対処療法的な薬以外は、
症状がなくなっても薬がなくなるまで飲み続けることが基本です。
(症状がおさまれば飲まなくても良い薬は、医者や薬剤師から
 説明があるはずです)

うつ病の場合も、症状が良くなったからと、勝手に薬をやめると、
高確率で症状が振り返します。

うつ病は再発しやすい病気なので、再発防止という意味合いからも、
薬は飲み続けたほうが良いのです。

薬が必要なくなれば、必ず医者の方から、「薬はやめていいですよ」と
言ってくれます。

その日までは、たとえ全く症状が現れていないように思えても、
しっかりと薬を飲み続けてください。

また、治療を始めたばかりの頃も、自己判断で服用を止めがちな時期です。
うつ病の薬は、残念ながら、即効性はありません。

2〜4週間経たないと、効き目が現れないため、「効かない」と決めつけて
しまわないでください。

うつ病は、症状や状態を見ながら、薬の量や種類を変えていきます。

仮に本当に効かない薬であったとしても、飲み続けていないと、
薬が効いていないのか、やめたから効果がないのか、
たとえ医者であっても判断がつきません。

症状が改善しないと焦る気持ちはわかりますが、自己判断は
回復を遅らせます。

医者はあなたよりはるかにうつ病について知っている”専門家”です。
冷静になって考えれば、あなたの判断より、医者の判断の方が
妥当であることはお分かりいただけると思います。

医者を信頼して、薬を飲み続けることが、回復への一番早い
道筋なのです。




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