舌:自分でできる健康チェック

内科にかかると、診察で必ずと言っていいほど舌を診られますが、
舌は、「身体の鏡」と呼ばれるほど、身体の情報が集まっています。

といいますのも、舌は血液が集まっている上、粘膜に覆われているので
血液や体液の状態を見やすいからなのです。

「舌なんていつ見ても同じ」と思える方は、今まで健康に恵まれていた
幸せな方です。

でも、いつなんどき病魔に襲われるかわかりません。
気がつたときでいいので、舌のチェックをしてみてはいかがでしょうか。

◾︎舌の形と大きさ

・舌が腫れぼったく、縁にデコボコした歯型がついている
‥水分が溜まってむくんでいるため、舌が歯に押し付けられて
 歯型がついてしまっています。
  新陳代謝の低さが原因で、冷え性や、肥満気味の方に多い症状です。

・厚ぼったく、大きい
‥上記とは異なり、主に厚みが増す方向に大きくなるため、
  歯型がつくことは少ないです。
  全体的にベタッとし、黄色っぽい色をしていることが多いです。
 胃腸の働きが悪くなっている可能性があります

・舌が薄く、場合によってはいつもより小さい
‥口の中全体が乾いている場合は、水分不足です。
 痩せている方や、体力がない方に起こりやすい症状です。


◾︎舌の色

舌には血液がたくさん集まっているので、血液の状態を
観察するには最適の臓器です。

・白っぽい
‥正常ですが、あまりにも白っぽい場合は、貧血気味だったり、
  体が冷えている可能性があります。

・黒っぽい、紫がかっている(部分的も含む)
‥血液の粘度が上がり、血行障害を起こしています。
 身体が冷えていると考えられます。

・赤みが強い
‥ストレスや加齢による慢性的な体液不足や、
体内に熱がこもっている状態が考えられます。

・真っ赤である
‥ビタミン不足が考えられます。
 ペラグラという、ナイアシン(ビタミンB3)不足で起こる
 皮膚病の可能性もあります。


◾︎舌苔(ぜったい)の色や状態

舌苔とは、舌の表面を覆っているカスのようなものです。

舌には小さな突起状の味蕾(みらい)がありますが、
舌苔は、突起の間に溜まった食べ物のカスや
剥がれ落ちた粘膜です。

カスではありますが、味蕾を守る働きもあり、
また、健康な状態なら唾液で自然に取り除かれて
常に適正な量になっているため、舌ブラシなどで
取り除く必要はありません。

むしろ、取り除こうとすると、舌を傷つける恐れがあります。

舌苔が気になる方は、取り除くのではなく、
根本原因を突き止め、対処するようにしましょう。

・舌苔が白色である
‥正常な状態です。

・舌苔が黄色っぽい
‥体内で炎症が生じている。
 黄色味が強いほど、炎症も強い傾向があります。
 
・舌苔が黒っぽい
‥高熱が出ているか、または体が非常に冷えている状態です。

・舌の色が見えないくらい舌苔が厚い
‥水分の代謝が悪く、無駄な体液が停滞しています。
 または、胃腸障害の恐れもあります。

・舌苔がごく薄いか、ほとんどない
‥水分不足です。


いかがでしたでしょうか。

私も改めて自分の舌を見たところ、舌が腫れぼったく、
縁にデコボコした歯型がついていて、一部が紫がかっていました。

代謝が悪く、体が冷えて、むくんでいるようです。
適度な運動を心がけ、代謝を上げていく必要があるようですね。

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