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肝がんの治療法 ~PEIT(経皮的エタノール注入療法)~

PEITは、経皮的エタノール注入療法とも言われ、
その名の通りエタノールを腫瘍内に注入する治療法です。

エタノールがタンパク成分を凝固させる特性を利用して
腫瘍を壊死させる方法です。
週に一回程度で3~5回繰り返して行います。

PEITを用いることが出来るのは、肝がんが3cm以下で、
かつ3個以下であること。
腹水がないこと。
など、いくつかの条件があります。

さらに、超音波映像(エコー)で肝がんの位置が
明確に分かることも必須条件です。

しかし、PEITでは、2cm以下の肝がんの場合、
がんを完全に除去できる切除手術と同じ治療効果を
期待できること、切除手術と比べて体の負担が少ないこと、
副作用が少ないこと、再発や転移したがんにも
利用できることなど、メリットが多々あります。

肝細胞癌の場合、肝硬変を合併し、
再発を繰り返すことが多いため、
ガンの除去と共に、肝機能も考慮した
治療を行うことが大切です。

PEITの場合、肝がんの根治治療をする一方で、
正常な肝組織には障害を与えないため、
肝硬変の場合でも行えることも大きなメリットです。

デメリットとしては、3cm以上の癌には使用できないこと、
ガンの位置が超音波映像で鮮明に映し出されないと
安全に治療できないこと、ガンの一部が残る可能性が
あることなどがあげられます。

また、副作用が少ないとはいえ、半数以上の症例で
発熱が見られます。

治療成績は、1年生存率が90%以上、
5年生存率が50%弱という報告があります。
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