悪性リンパ腫

悪性リンパ腫は「血液のがん」ともいわれ、
リンパや血液に発症するがんの総称です。
リンパ節や、リンパ球、またリンパ組織である
胸腺、脾臓、扁桃などに腫瘍が発生します。

悪性リンパ腫の原因は不明ですが、
ウイルスの関与を示す研究結果もあります。

悪性リンパ腫は、一般に「ホジキンリンパ腫」と
「非ホジキンリンパ腫」の2つに大きく分けられます。

日本では、非ホジキンリンパ腫の割合が高く、
悪性リンパ腫の9割を占めます。
非ホジキンリンパ腫は、リンパ球が腫瘍化したもので、
Bリンパ腫とTリンパ腫に分けられます。

非ホジキンリンパ腫の特徴は、半数が
消化管、鼻腔、甲状腺などリンパ節以外に
発症することです。


ホジキンリンパ腫は20歳代と50歳代の
2世代で発症率が高いという特徴があります。

ホジキンリンパ腫は、リンパ球優位型、
混合細胞型、リンパ球減少型、結節硬化型の
4種類に分類されます。

ホジキンリンパ腫は、ほとんどがリンパ節に発症し、
リンパ節を伝って侵していきます。
頸部に初発することが多いです。


血液の病気として「白血病」があります。
同じ血液の病気ではありますが、悪性リンパ腫と
リンパ性白血病は似て異なる病気です。

リンパ性白血病とは、白血病の中でも
リンパ球に癌細胞が発生する病状を指します。
悪性リンパ腫は、癌細胞がリンパ系幹細胞で増殖しますが、
リンパ性白血病の場合は、骨髄や血液中で
ガン細胞が増殖します。

血球の成分は、骨髄で作られる「造血幹細胞」が
元となっています。
造血幹細胞は、「骨髄系幹細胞」と「リンパ系幹細胞」に
分かれた後、骨髄系幹細胞からは赤血球や血小板が作られ、
リンパ系幹細胞からは、NK細胞などのリンパ球が作られます。

骨髄系幹細胞から血球になる前段階でガン細胞が
発生したものがリンパ性白血病であり、
リンパ系幹細胞からリンパ球になる前段階でガン細胞が
発生したものが悪性リンパ腫です。
関連記事
スポンサードリンク
タグ:タグは付けられていません。
Copyright (C) 病気ガイド ~気になる病気の症状・治療法を簡単解説~. All Rights Reserved.