ショックの症状と治療法

日常生活で「ショック」という言葉は、
ビックリした状態や、急に衝撃を受けた状態をさしますが、
医学用語では、異なる意味で用いるため、注意が必要です。

医学用語の「ショック」は、血圧が下がり、
血液の循環が不十分になり、細胞に酸素が行きにくくなり、
生命の危険がある状態をさします。

最もよく聞く用例では、「アナフィラキシーショック」があります。
これは、過剰なアレルギー反応により血液の循環がうまく
いかなくなり、生命に危険が及ぶ状態になることです。

スズメバチにさされた場合や、そばアレルギーなどで
よく聞かれると思います。

先日も、タマゴアレルギーの小学生が、おかわりをした
食材に卵が入っていて、アレルギーで死亡した事故がありましたが、
これもアナフィラキシー”ショック”です。


■ショックの症状

ショックの症状は、皮膚が蒼白で冷たい、冷や汗をかく、
呼吸障害がある、尿量が減ったり無尿になる、血圧低下
などがあります。


■ショックの治療法

ショック状態とは、言葉を変えれば危篤状態ということですので、
ICUなどに入院して治療を受ける必要があります。

出血性ショックの場合は、外科的な止血処置が必要なのは
言うまでもありません。

そのほかのショックについても、ショックの原因を早期に診断し、
できるだけ早くその原因に対する治療を行う必要があります。

”ショック”という言葉を聞いても、一般的な意味での”ショック”の
イメージしか持たない場合、その緊急性が理解できない場合が
あります。

また、ショック状態に陥っている場合は、治療に一刻一秒を
争いますので、家族への説明が十分とはいえない場合も
多いと思われます。

近年、分かりにくい医学用語を、一般的な言い方に直す取り組みが
広まってはいますが、まだまだ十分とはいえません。

医学用語における”ショック”とは、命が危険にさらされている状態で
あることを理解し、万が一家族がそのような状態になっても、
状況を理解できるようにしておくことは大切なことだと思います。
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