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インフルエンザ治療薬の種類と特徴・注意点

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インフルエンザ治療薬と言えば、以前内服薬のタミフルと、
吸入薬のリレンザの2種類でしたが、2010年に、
点滴薬のラピアクタと吸入薬のイナビルが加わり、
選択の幅が広がりました。

でも、この4剤、どのような違いがあるのでしょうか?

医師がどの薬を希望するか尋ねることもあるため、
違いを整理してみましょう。


■タミフルの特徴

タミフルは、最も一般的なインフルエンザ治療薬です。
1日2回、5日間薬を飲みます。

タミフルの副作用と思われる異常行動で
中学生が死亡したという報道もありましたが、
実は、インフルエンザによる脳炎や脳症によっても
幻覚や異常行動も出るため、どこまでがタミフルの副作用で、
どこまでがインフルエンザによるものか判別することは
非常に難しいのです。

ただ、タミフルによる異常行動は10代に多いことを受け、
10代の子供には、タミフル以外のインフルエンザ治療薬を
処方することが多いです。


■リレンザの特徴

リレンザは、専用の器具を使って薬剤を吸入する吸入薬です。
1日2回の吸入を、5日間行います。

吸入薬の経験がないと、うまく吸えるか不安に思うかもしれませんが、
薬の入ったカプセルをセットし、器具で穴を開け、
吸入口から息を吸うだけととても簡単です。

ただし、就学前の小さいお子さんには少し難しいかもしれませんね。
我が家の娘も、5歳くらいの頃にリレンザを吸ったのですが、
うまく吸えているのかどうか、微妙なところがありました。

統計でも、4歳以下の幼児への処方はタミフルが圧倒的に多く、
リレンザはごくわずかです。

ただし、リレンザの効用としては、インフルエンザの治療の他に、
”予防”もあります。

大人では通常1回につき2カプセル吸入するのですが、
子供は1カプセルで、余った分を家族の予防用に回すこともできる
という利点があります。

ところで、吸入薬は薬としてはあまりなじみがありませんが、
インフルエンザウイルスは気道などの粘膜で増殖しますが、
吸入薬ならば粘膜に直接薬剤を届けることができ、
効果と即効性が期待でき、しかも薬が体に与える影響も
最小限に抑えることができるというメリットがあります。


■ラピアクタの特徴

ラピアクタは投与は1回で済みますが、点滴薬のため、
15分以上の点滴が必要となります。
そのため、込み合った医院では使用しにくいかもしれません。

ただし、確実に薬が体内に入ったことを医師が確認できるため、
特に重症の患者に対しては有効と考えられます。


■イナビルの特徴

イナビルも投与は1回で済みます。
リレンザ同様吸入薬ですが、器具はリレンザとは異なりますが、
吸入器はリレンザよりもシンプルなので、問題はないでしょう。

1回の服用ですむことから、2011年の使用量は
リレンザを超えています。


■インフルエンザ治療薬とは

ところでいまさらですが、インフルエンザ治療薬は、
感染から48時間以内に服用しないと効果は期待できません。
また、服用したからといってすぐに直るわけではなく、
すぐに症状が軽減されるわけでもありません。

あくまでも発熱期間が通常1~2日間短縮され、
ウイルスの排出量も減少させることをねらった薬剤です。

ただし、子供や高齢者など免疫力や体力の低い人は、
最悪、インフルエンザで死に至ることもあるため、
そのような方にとって重要な薬であることは間違いありません。

ところで、抗インフルエンザウイルス薬の副作用による
異常行動はタミフルで問題になりましたが、
実はリレンザやラピアクタ、イナビルの服用後にも、
異常行動の発生が報告されています。

厚生労働省では、小児・未成年者が抗インフルエンザウイルス薬を
服用した場合、少なくとも2日間は小児・未成年者が一人にならないよう
配慮を求めています。


■新しい抗インフルエンザウイルス薬の開発

薬剤の承認が遅いと批判が多い日本ですが、最近は承認の
スピードを上げています。

実は、ラピアクタとイナビルは世界に先駆け、日本で最初に正式に
承認されているのです。

さらに現在、富山化学工業が別のインフルエンザ治療薬を
厚生労働省に承認申請中です。
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