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胸やけは逆流性食道炎のサイン? こんな症状があったら要注意!

逆流性食道炎とは、食道に胃酸が逆流して粘膜がただれたり、
潰瘍ができたりする病気です。

健康な人は、食道と胃の境目にある
”下部食道括約筋(かぶしょくどうかつやくきん)」という筋肉が、
胃の入り口をキュッと締めて胃酸の逆流を防いでいますが、
この下部食道括約筋がゆるむと胃酸が逆流してしまいます。

胃酸は、食物を消化するために強い酸性になっています。
胃の粘膜は、胃酸のほかに粘膜を保護する粘液も分泌していて、
この粘液が粘膜を覆い、胃壁を守ってくれています。

しかし食道には、胃酸に対する抵抗力がないため、
胃酸が逆流すると炎症を起こします。
それが繰り返されておこるのが、逆流性食道炎です。

「軽い胸やけが週2回以上起こる」
「不快な胸やけが週1回以上起こる」
「胸やけがしてよく眠れない」
などの症状があれば、逆流性食道炎の可能性があるため、
消化器内科を受診しましょう。


■逆流性食道炎の症状

逆流性食道炎の初期症状は、軽い胸やけなど軽度なものですが、
慢性化すると、食道の粘膜が胃の粘膜のように変化する
「バレット食道」という状態になります。
バレット食道は、食道腺がんの前駆病変と考えられています。

また、胃や食道だけではなく、のどの違和感や喘息、むし歯を
引き起こすこともあります。


■逆流性食道炎の原因

逆流性食道炎は、かつては日本人には少ない病気でしたが、
食生活の欧米化などにより、この20年間で急激に患者が増えています。

逆流性食道炎になりやすい人は、次のような人です。

・太っている人…脂肪によって腹圧があがり、下部食道括約筋がゆるむため

・胃酸が多く分泌される食事を好む人…肉中心の欧米型の食事や、
 脂肪分の多い食事、香辛料などの刺激物の多い食事は、
 胃酸が多く分泌され、逆流も起こりやすくなります

・お年寄り…加齢により、唾液の量が減ったり、胃の機能が弱ったり、
 腰が曲がるなどの要因によって、胃酸が逆流しやすくなります。
 また、加齢により食道と胃の境目にある横隔膜の上に胃の一部がはみ出る
 「食道裂孔ヘルニア」になりやすくなり、下部食道括約筋がゆるむ
 原因にもなります。


■逆流性食道炎を予防するには

・食べ過ぎや、深夜の飲食を避けましょう。

・お酒を飲み過ぎないようにしましょう

・肉中心の食事や脂肪の多い食事、香辛料を多く使った食事は控えましょう

・食後3時間くらいは逆流が起こりやすいため、食後すぐに横になったり、
 寝る直前に食事を取ることは避けましょう

・運動を習慣づけて肥満を解消しましょう

・胃を圧迫すると逆流しやすくなるため、身体を締め付ける衣服は避けましょう。

・背中を丸める姿勢も胃を圧迫します。

・胸やけがひどいときは、寝るときに、上半身の下に座布団などを敷いて
 上半身を高くすると、食道が胃より高い位置になり、逆流がおこりにくくなります。
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