健康寿命と平均寿命

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2011年の女性の平均寿命が1985年以来初めて
世界2位に後退したとのニュースがありましたが、
「健康寿命」という言葉はご存知ですか?

健康寿命とは、介護を受けたり寝たきりになったりせず、
制限なく健康な生活を送ることが可能な期間、すなわち
平均寿命から介護(自立した生活ができない)を引いた数です。

いくら長生きをしても、QOL(生活の質)が低ければ、
生活を楽しむことができないので、平均寿命よりもむしろ、
健康寿命をのばすように心がけたほうが良いでしょう。

2011年は、震災の影響もあり、平均寿命が
短くなった経緯もあるので、2010年のデータを見てみると、
男性の健康寿命は70.42歳、女性は73.62歳で、
平均寿命との差は男性で9.13年、女性で12.68年でした。

健康寿命が意外と若いことに
驚く方も多いのではないでしょうか。

それでも日本の健康寿命は世界一長いのです。

とはいえ、平均寿命ののびと健康寿命ののびを比較してみると、
健康寿命は平均寿命の伸び率より悪いのです。

つまり、「不健康」な期間が長くなっているのです。


■健康寿命が短くても

それでは、健康寿命が短いのは、悲観すべきことなのでしょうか?

健康寿命は、「ある一定レベル以上の健康状態で暮らせる期間」と
定義されます。

一般的にいえば、「痴呆がない期間」「日常生活に介護が不要な期間」
ともいえましょう。

しかし、例え日常生活に介護が不要でも、それだけが「健康」の
定義ではありません。

たとえ病気や障害を持っていても、そしてたとえ老化のため
介護を必要としていても、その人なりにポジティブに生きていれば、
それは精神的に「健康」と言えるのではないでしょうか?

研究によれば、事故などで重い障害を負った人は、
事故直後の幸福感は激減するものの、1年後の自己幸福感は、
事故前の水準にまで戻っている、という報告があります。

病気になっても、障害を持っていても、老化で身体が思うように動かなくても、
幸せな老後というのは可能なのです。

最近のアメリカの研究でも、「セルフイメージ(自己観)」や
「セルフエフィカシー(自己効力観)」の高い人ほど
老化のスピードが遅いという結果が明らかになりました。

逆に、ネガティブな人は、心身機能も低下しやすくなるということです。

もちろん健康で暮らせることが一番ですが、
身体の機能だけを捉えた健康寿命にとらわれることなく、
たとえ身体の機能が衰えても、常にポジティブに、
自分自身を精一杯生きることが大切なのではないでしょうか。
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