二次結核症の症状と治療法

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二次結核症とは、以前結核にかかったことのある人が、
かなりの年数を経て再度発病する病気です。

といっても、結核は、感染後4~8週間で結核菌に対する
免疫ができるため、外部からの再感染は非常に少ないです。

二次結核症は、最初に結核に感染したときの結核菌が
体内で生き残り、免疫力の低下により再増殖して
再発症したものです。

二次結核症は、最初の感染からかなりの年数を経て
発病するのが一般的で、その間隔は数年~数十年にもなります。

現在の日本においては、この二次結核症が多いのが特徴で、
成人の結核のほとんどがこのタイプあるため、
成人型結核症とも呼ばれます。


■二次結核症の症状

以前は、結核は自覚症状が少なく、検診が重要とされてきましたが、
最近では新規結核患者の7~8割は自覚症状があり、
自ら医療機関を受診し、結核と診断されています。

結核の主な症状は、下記の通りです。

《全身症状》

1.発熱:結核菌の毒素により発熱し、3週間以上続きます。
  朝は低く、夕方に微熱が見られることが多いです。
  急性に進行する乾酪性肺炎や粟粒性結核症は
  高熱になることがあります。

2.発汗、寝汗:発熱や、結核菌毒素による自律神経系の
  緊張異状などで生じます。

3.体重減少:新陳代謝が亢進(たかぶること)し、
  食欲が減退するため、体重が減少します。

4.全身倦怠感


《胸部症状》

1.咳、痰:3週間以上持続します。

2.血痰、喀血:初期感染では見られませんが、病状が進むと現れます。

3.胸痛:病気が進行し、胸膜にまでおよぶと、現れます。

4.息切れ、呼吸困難:結核病巣が肺内に広く及ぶと、肺機能障害となり
  生じます。


結核の初期の症状である発熱や咳・痰は風邪の症状と全く同じですが、
風邪と異なる点は、症状が長く続くことです。

医療機関を受診し、薬を飲んでいるにもかかわらず、
2週間以上症状が続く場合は、結核を疑ったほうが良いでしょう。


■結核の治療法

日本では、「結核予防法」に基づき、治療が開始されます。
治療内容は、WHOが推奨している強化治療法を行います。

下記4種類の抗結核薬を2ヶ月併用し、その後4ヶ月は
2種類、もしくは3種類の抗結核薬を服用します。

・ピラジナミド(PZA):殺菌作用、半休止期の菌に効果
・イソニアジド(INH):殺菌作用、増殖する菌に効果
・リファンピシン(RFP):殺菌作用、増殖する菌、半休止期の菌に効果
・ストレプトマイシン(SM):殺菌作用、増殖する菌に効果
 または
 エタンブトール(EB):静菌作用、増殖する菌に効果

結核治療を開始した後、最初の3週間は毎週1回、
その後は月に1度の頻度で喀痰の検査を行い、
結核菌の陰性化を確認します。

最近、結核菌で問題になっているのは、多剤耐性結核菌の存在です。
調査によると、初回治療での多剤耐性結核菌の割合は1%未満ですが、
再治療の方の多剤耐性結核菌の割合は約20%なので、
初期治療と、医師の指導どおりにしっかりと薬を服用することが、
非常に重要です。
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