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マグネシウムの摂 取で2型糖尿病が予防できる |糖尿病予備軍ほど効果大!

糖尿病とマグネシウムの研究は、海外の報告は多いものの、
日本での研究はあまりありませんでした。
また、その内容も、マグネシウムの摂取と糖尿病発症率は、
有意の差があまり見られない、もしくは男性で若干低くなる、
といったものでした。

しかし、「第55回日本糖尿病学会年次学術集会」で、
マグネシウムが2型糖尿病の発症を予防する可能性が示唆される
研究が発表されました。

これは21年間の追跡調査により、1日のマグネシウム摂取量が
増加するに従って、2型糖尿病の発症率が低下していることが
確認されたものです。

糖尿病の専門医でマグネシウムについて研究している
東京慈恵会医科大学の横田邦信教授の話によると、
マグネシウムが不足すると糖が細胞の中に取り込みにくくなるそうです。

マグネシウムは、精製・加工していない食品に広く含まれています。
特にゴマやアーモンドなどの種実類や、ヒジキなどの海藻類に
多く含まれています。
その一方で、加工食品には少ないです。

横田教授はマグネシウムは食品でとることが望ましいと言っていますが、
その横田教授が考案した、マグネシウムを多く含む食品の頭文字をとった
標語があるので、参考にしてみてはいかがでしょうか。

【そばのひ孫と孫は(わ)優しい子かい?納得!】
そば、ばなな、のり、ひじき、まめ、ごこく、とうふ、まっ茶、ごま、
わかめ、やさい、さかな、しいたけ、いちじく、こんぶ、かき(牡蠣)、
いも、なっとう、とうもろこし、くるみ

マグネシウムは毒性の低い元素であり、摂りすぎても
尿として排出されるため、一般の人ならば、
過剰症の報告はありません。

ただし、腎機能障害がある人は、十分注意が必要です。
また、健常者でもマグネシウムを摂りすぎると、下痢をしやすくなります。

「第6次改定日本人の栄養所要量について」によると、
マグネシウムの所要量は約200~320 mg/日、
マグネシウムの許容上限摂取量は約700 mg/日、です。

厚生労働省の「日本人の栄養摂取基準(10年版)」によると、
マグネシウムの摂取推奨量は30~49歳の男性で1日370ミリグラム、
50~69歳は350ミリグラム。

普通の食品から摂る分には上限はありませんが、
サプリメントを利用する際は、サプリメントからの摂取は、
350ミリグラム/日が上限です。

マグネシウムの効用はほかにもあり、マグネシウムの摂取量が
多いグループの大腸がんのリスクが低減するという報告もあります。

ウィキペディアによれば、日本人成人(30~49歳男性)の
推定摂取量は240~244mg/日とされ、
WHO推奨量である420mg/日より不足しています。

マグネシウム不足はうつの原因でもあるという仮説もあるので、
食品から積極的にマグネシウムを取るようにしてみては
いかがでしょうか。
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