糖尿病と、肥満

■なぜ、糖尿病患者は減量しなければならないの?

肥満は、インスリン抵抗性を増大さませす。
インスリン抵抗性とは、インスリンの働きが悪くなることです。

肥満に糖尿病が合併すると、病気にかかる率や死亡率が
2.5~3.3倍になるといわれています。

逆に、体重が少し落ちるだけで、血糖値や高血圧、
高脂質なども改善します。

これは、まず最初に内臓脂肪が減少するのですが、
皮下脂肪よりも内臓脂肪の方が身体に悪影響を
及ぼしているためです。


■どこからが肥満なのですか?

肥満の程度を表す指標のひとつが、BMIです。
BMI=体重(kg)÷身長(m)÷身長(m) で求められ、
BMI25以上を肥満とします。

BMI22くらいがもっとも合併率が低く、
肥満度が高くなるほど、病気にかかりやすくなります。

また、病気のかかりやすさには、身体全体の脂肪量を
あらわしているBMIとともに、身体のどこに脂肪がついているかも
重要になってきます。

皮下脂肪と内臓脂肪では、内臓脂肪の方が糖尿病や高血圧、
脂質異状症といった代謝系疾患や、動脈硬化などの
血液障害の合併率が高いことが明らかになっています。

脂肪の分布を測定するには、本来はCT検査を受けるのが
一番いいのですが、簡易的に、お腹周りの数値で判定します。

BMIが25以上で、お腹まわりが男性85cm以上、女性90cmは
危険と考えられます。


■糖尿病と減量法

食事療法は、標準体重×25kcalのカロリー摂取を基本とします。
ただし、BMIが30以上なら、標準体重×20kcalとします。

しかし、ダイエットで”リバウンド”という言葉があるように、
食事療法だけで減量しようとすると、筋肉量が落ち、
それに伴って基礎代謝量も低下するため、
同じカロリー摂取を続けていると、体重が減らなくなってしまいます。

そのため、運動療法も併用して、筋肉が落ちないようにすることが大切です。
運動療法は、中程度の有酸素運動を1回10~30分で、1日30~60分、
週3~5日以上が勧められます。

中程度の有酸素運動とは、「ややきつい」と感じる程度の
運動強度(心拍数が100-120拍/分)です。
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