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糖尿病の治療は、なぜ 必要なのでしょうか?

糖尿病の症状には、のどが渇いたり、尿が多くなったり、
夜間頻尿や体重減少、倦怠感、かゆみ、
すぐに疲れるといったものがあります。

これらの症状は、血糖値を下げると解消します。

しかし、症状がある人は1/3程度で、半数以上の人は
検診などで症状がないまま糖尿病と診断されます。

そのため、糖尿病と診断されても治療の必要性を
あまり感じられない方も多いようです。


■糖尿病と合併症

糖尿病が重くなると上記のような不快な症状が現れますが、
それ以上に深刻なのが、合併症です。

何年も高血糖な状態が続くと、慢性合併症という
血管障害がおこります。

糖尿病患者にだけ起こる病気として、
網膜症、腎症、神経障害があります。

網膜症は、進行すると視力に異状を生じ、
日本の中途失明の第2位を占めています。

腎症は腎臓の病気で、腎臓の濾過(ろか)機能を行う
糸球体(しきゅうたい)が損なわれる病気で、
むくみや貧血、高血圧、心不全、乏病などを起こします。
最悪の場合、人工透析が必要となります。

神経障害は、手足など身体の隅々に広がる「末梢神経」の
働きが低下してきます。

痛みなどを感じる「知覚神経」、筋肉を動かす「運動神経」、
内臓の働きを整えたり体温を調節したりする「自律神経」の
3つがありますが、このすべての働きが低下します。

病状が進むと、最も末端である足の組織が破壊されて腐る
「足壊疽(えそ)」を起こし、切断しなければならなくなります。


■糖尿病があるとなりやすい合併症

上記のような糖尿病に特有な合併症の他に、
糖尿病があるとなりやすい合併症として、
脳梗塞や心筋梗塞、足の血管が細くなる閉塞性動脈硬化症などが
あります。

特に、脳梗塞や心筋梗塞などの脳心血管疾患は、2~4倍程度
多くなるといわれています。

このように、糖尿病になると合併症を起こす危険性が増しますが、
血糖やコレステロール、中性脂肪や血圧などをコントロールすることで、
これらの合併症を予防できることが分かっています。

「一病息災」を合言葉に、これらをコントロールして、
健康な人生を送りましょう。
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