糖尿病の原因

■糖尿病に、なぜなってしまうのですか?

糖尿病は、遺伝が関係していますが、
糖尿病そのものが遺伝するのではなく、
糖尿病への”なりやすさ”が遺伝します。

また、食事や運動量などの生活習慣が
関係するものもあります。

遺伝的に糖尿病になりやすい要因を持つ方は、
持たない方と比べて、同じように過食し、
同じように運動をしなければ、
糖尿病にかかるリスクが高くなります。


■1型糖尿病の場合

1型糖尿病は、多くが20歳未満に発症する糖尿病で、
不摂生な生活習慣と大きく関わっている2型糖尿病とは異なります。

1型糖尿病は、血糖値を下げるインスリンをつくる膵臓のβ細胞を、
自分自身の免疫系が「異物」と認識して破壊してしまう、
自己免疫性の病気です。

1型糖尿病には、遺伝がかかわっていることは明らかです。
それは、1卵生双生児の追跡調査で明らかになっていますが、
遺伝だけが原因ではありません。

一卵性双生児は同一の遺伝子ですから、遺伝性100%の病気なら
片方が発病すればもう片方も発病します。

しかし、1型糖尿病の場合、片方が1型糖尿病になった場合、
もう片方も発症する率は、30~50%です。

これは、1型糖尿病には遺伝的要因が関与していますが、
遺伝だけがすべてではなく、何かが発症の引き金を引いている
ことを示しています。

その「何か」とは何かなのですが、ウイルスや食品添加物、
人工乳栄養、ニトロソアミンのような発ガン性のある化学物質など
様々な説があり、それぞれに研究報告があります。


■2型糖尿病の場合

2型糖尿病の発症にも、遺伝が関係しています。

それは、血縁者に2型糖尿病がいることが多いことや、
同じ地域で同じような環境で生活していても
民族により発症率に差があること、
遺伝子が同じ一卵性双生児の片方が2型糖尿病になると
もう一人も2型糖尿病になる率が高いことから、明らかです。

しかし、1型糖尿病の項で述べましたとおり、
遺伝的要因のみが原因ではありません。

2型糖尿病では、生活習慣も発症に関係していることが
明らかになっています。

その根拠として、下記のような事実があります。

1.ここ20年で、2型糖尿病患者数が急激に増加している
2.動物性脂肪を多く摂るにしたがって、発症率が増えている
3.運動量が少ないと、発症率が増える
4.肥満するほど、発症率が増える

また、これらの要因に加え、ストレスなどが引き金となって
発症するという報告もあります。
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