肝がんの症状と検査方法

肝がんは、直径5cm以下の初期段階では、
ほとんど症状が現れないと言われています。
癌の進行につれ、自覚症状が現れますが、
肝硬変の合併の有無などによっても、
症状が異なります。

5割以上の方は、無症状のうちに
画像検査等によって肝がんが発見されています。

肝がんの初期症状としては、全身の倦怠感を
覚える人が6割近くと最多になっており、
次いで4割以上の方が食欲不振、腹痛、
お腹の張りを訴えています。

その他にも、体重減少、腹水、発熱、横断、
吐き気・嘔吐、浮腫、吐血・下血も
自覚症状として挙げられます。

肝臓は「沈黙の臓器」と呼ばれるほど、
異常が起こっても自覚症状が表れにくいため、
肝がんがかなり進行しているにもかかわらず
自覚症状がない方もいます。

また、だるさや食欲不振などは、直接癌と
結び付けがたい症状のため、単なる風邪や
疲労と思いこみ、発見が遅れる場合もあります。


肝がんの検査で一般的なのは、
血液検査と画像検査です。

血液検査では、主に「腫瘍マーカー」で、
血液中に肝細胞癌に特有な物質があるかどうかを
検査します。
ただし、腫瘍マーカーでは直径2cm以下の癌の場合
見つけにくいという欠点があります。

肝がんの画像診断としては、超音波検査、
CT検査、MRI検査、血管造影検査が行われ、
これらの結果を総合して診断が行われています。

画像検査で確定診断が得られない場合は、
超音波下腫瘍生検により、
組織学的診断を行います。

「生検」とは、癌が疑われる組織を針を刺して採取して、
顕微鏡で検査する方法です。
生検を行えば、例えがんが小さくても
肝がんかどうかの判断が確実につくのですが、
ガンであった場合、針を抜くときに、
針で採取したがん細胞が他の場所に付着し、
ガンが広がってしまう可能性もあります。

そのため、生検以外の検査で肝がんと確定した場合は、
生検は行いませんが、判断が難しいような
小さな異常の場合、生検は非常に有効な
検査方法といえます。

検査を受けるときは、メリットとデメリットを
主治医とよく相談し、納得の上で決断すべきでしょう。
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