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オルソケラトロジー で、手術なしで視力を回復! そ の詳細とメリット・デメリット

オルソケラトロジーは、「夜間コンタクトレンズ近視矯正治療」とも呼ばれ、
寝ている間、特殊なカーブのハードコンタクトレンズを装用することで、
視力を矯正する角膜矯正療法です。

「オルソ」は矯正、「ケラト」は角膜、「ロジー」は療法を意味します。

オルソケラトロジー用のハードコンタクトレンズを装用することにより、
寝ている間に眼球がレンズによって矯正されるため、
正しい屈折になり、視力が回復するという理屈です。

ただし、レンズをはずしていると次第に眼球が元の形に戻ってくるので、
基本的に毎日コンタクトレンズを装用して寝る必要があります。


■オルソケラトロジーのメリット

オルソケラトロジーのメリットは、なんといっても手術なしで
視力を矯正することができることです。

視力矯正というと、レーシックが一般的になりつつありますが、
「眼球を切る手術」はイメージ的に怖く、
万が一の失敗を考えると躊躇する人も多くいます。

また、中にはレーシック手術をしても、
視力が回復しない方もいますし、
未成年者はレーシック手術を受けられません。

しかし、オルソケラトロジーの場合は、年齢制限はありませんし、
レンズをはずせば眼球が元の形に戻るので、
いつでも止めることができます。

また、後述しますが、オルソケラトロジーを導入するには、
テスト期間があるため、効果が気に入らない場合は、
この期間中でやめてもいいわけです。

普段日中コンタクトレンズをしている方は、
その手間が夜に移っただけで、
コンタクトレンズ特有のドライアイや眼精疲労、
それにともなう頭痛や肩こりなどから開放されます。

ウィキペディアによれば、アメリカ連邦航空局ではパイロットの
近視治療法としてオルソケラトロジーを認めていたり、
日本でも視力規定でこの治療を認める資格試験があるため、
視力が原因であきらめていた夢に、チャレンジできる
可能性が開けています。

コンタクトレンズをしたまま眠ることを心配する方も
いらっしゃるかと思いますが、酸素透過性の高いコンタクトレンズを
使用するため、全く問題ありません。

現に、アメリカだけでも120万人以上の方がオルソケラトロジーを
行っているそうですが、問題はないそうです。


■オルソケラトロジーのデメリット

このようにメリットばかりのように思われるオルソケラトロジーですが、
当然デメリットはあります。

コンタクトレンズをはずせば眼球の形が戻っていくわけですから、
基本的に毎晩レンズを装用して寝る必要があります。

装着し忘れると、個人差はありますが、当然翌朝は
今までどおりの視力に戻ります。

また、ハードコンタクトレンズを着用しなれていない方は、
最初のうちはゴロゴロするかもしれません。

これも個人差があり、最初から全く違和感のない方もいれば、
どうしても違和感が残る方も出てくるかと思います。

もちろん、医師の指示通りの装用を守り、
適切なケアを行う必要があります。

これを守らなければ、通常のコンタクトレンズの誤用と同様、
重大な不具合が生じる可能性があります。


■オルソケラトロジーの導入方法

オルソケラトロジーを始めるには、まず、眼科医にかかる必要があります。
取り扱っている眼科医は意外と多いので、
近くにあるかどうか、調べてみると良いと思います。

最初の診察では、一般的に、視力や眼圧などを確認し、
眼球の写真を撮影します。

そして、医師による診察を受け、オルソケラトロジーを導入しても
問題がないかどうか診てもらいます。

次に、オルソケラトロジーのテスト用レンズを借りて、
実際に1~2週間試してみることになります。

このとき、装用方法や、専用ハードコンタクトレンズのケア方法などの
詳しい説明を受けます。

試用期間に何も問題がなければ、診察を受けた上で、
自分用の専用ハードコンタクトレンズを購入します。

費用は、15万~25万円程度です。
専用レンズは北米の認可されたメーカーのものなので、
どこで診察を受けても受け取るレンズはほぼ同じであると思われます。

最後に、コンタクトレンズの着用一般にも言えることですが、
医師の指示の元に適切に管理し、定期健診を必ず受けましょう。
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