ベーチェット病の症状と治療法

ベーチェット病は難病(特定疾患)に指定されている病気で、
全身の病気ではありますが、特に失明リスクが高い
目の症状には注意が必要です。

20~40歳代の働き盛りの人に発症しやすいといわれ、
EXILEのMATSUもこの病気を患っていることを、公表しました。
MATSUも視力低下の進行に直面しています。


■ベーチェット病の症状

ベーチェット病は膠原病の一種で、慢性的に
目や口、陰部などの粘膜と皮膚に炎症が起きます。

具体的には、口内炎が出来やすくなったり、
膝から下のすねに触ると痛く、赤く隆起した「しこり」ができたり
皮膚が過敏になったり化膿しやすくなったりします。
男性の方なら、カミソリ負けしやすくなります。

このほかにも、関節炎や腹痛、下痢、血便などが
起こることもあります。

これらの症状に加え、下記の様な眼科症状が現れたら要注意です。
・目が痛い
・目が充血する
・涙目になりがち
・視力が低下する
・視界にゆがみがある

ベーチェット病は全身に症状が現れますが、
特に症状が顕著な部分が消化器の場合は「腸管型ベーチェット」、
血管の場合は「血管型ベーチェット」、
中枢神経の場合は「神経ベーチェット」と呼ぶこともあります。


■ベーチェット病の治療法

ベーチェット病は原因が解明されていないため、
根本的な治療法も確立されていず、
対処療法が治療の中心となります。

具体的には、眼の症状にはステロイド点眼薬で炎症を抑え、
炎症が治まってからは再発予防のために「コルヒチン」
という薬を使います。

口内炎や潰瘍には外用薬を使用し、
関節炎にはコルヒチンと鎮痛剤を使用します。

血管型ベーチェットにはステロイド内服と、
免疫抑制薬を併用します。

腸管型ベーチェットにはステロイドと抗炎症薬を使用します。
神経ベーチェットにはステロイド大量療法を行います。

ベーチェット病は難病ですが、眼の症状と、血管型ベーチェット、
腸管型ベーチェット、神経ベーチェットの症状も見られない場合は、

慢性的に繰り返し症状が出現するものの、
生活に大きな支障がないことがほとんどです。

眼の症状がある場合は、シクロスポリンにより再発を抑える
ようになってからは、視力が0.1以下になる悪化率が20%程度まで
改善されました。

ただし、血管型ベーチェット、腸管型ベーチェット、
神経ベーチェットの場合は、経過が長くなり、
後遺症を残すこともあります。
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