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慢性呼吸器疾患の方は、風邪に気をつけましょう【慢性気管支炎、肺気腫、喘息の方へ】

慢性気管支炎、肺気腫、ぜんそくなどの
慢性呼吸器疾患の方は、健康な人よりも
インフルエンザや風邪にかかりやすく、
また、感染すると増悪(ぞうあく)という、
病状がさらに悪化する原因になります。
風邪を引かないように注意しましょう。


■なぜ感染による増悪を起こしやすいのですか?

慢性呼吸器疾患の方の気道粘膜は、
常に炎症を起こしていて、
健康な人と比べて気道粘膜が荒れています。

そのため、荒れた部分にウイルスや細菌が
くっつきやすく、その結果、感染による
増悪を起こしやすくなります。


■増悪(ぞうあく)を起こすとどうなるのですか?

増悪を起こすと、いったんは増悪が治っても、
慢性呼吸器疾患の症状が進行し、
さらに感染を起こしやすい状態になります。

そのため、感染症による増悪が繰り返され、
それに伴って慢性呼吸器疾患の悪化も進行する、
という悪循環に陥ってしまいます。

さらに、高齢者の方では、増悪によって呼吸不全を起こすと、
命にかかわることもあります。


■増悪したときの症状は?

増悪の特徴的な症状は、痰の増加です。
痰量が増加することにより、痰が気道に詰まって、
呼吸が苦しくなります。

細菌に感染したときには、痰の色が黄色くなります。

また、増悪すると発熱や咳も増加し、
呼吸不全を起こすこともあります。


■増悪したときはどうしたらいいの?

大丈夫だと思っていても、急に症状が悪化することがあります。
油断せずに、すぐに医療機関を受診しましょう。

特に高齢者の方は、少し風邪っぽいという段階でも、
受診したほうが確実です。


■慢性呼吸器疾患の方のインフルエンザや風邪の予防対策は?

・手洗いやうがいを敢行しましょう。

・十分な睡眠をとったり、バランスのよい食事をしたり、
 規則正しい生活を心がけましょう。

・適度な室温と湿度の維持を心がけましょう。
 室温は20~25℃、湿度は50~60%が最適です。

・インフルエンザワクチンの予防接種を受けましょう。
 また肺炎球菌ワクチンの接種も、増悪の予防に
 有効とされています。

インフルエンザや風邪の予防対策は基本的に健康な方と同じですが、
ご自分の健康のため、より徹底するように心がけましょう。


※増悪(ぞうあく):病状などがさらに悪化すること
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