円錐角膜の症状と治療法

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円錐角膜(えんすいかくまく)とは、角膜(黒目)の
中央部分の厚みが薄くなり、角膜が前のほうへ
円錐状に飛び出てくる病気です。

思春期に発症し、徐々に進行しますが、
多くは30歳前後で進行が停止します。

原因は現在のところ不明ですが、
アトピーの人や、眼をこする癖のあるひとに多い傾向が
あるといわれています。

また、遺伝性の疾患ではないとされています。


■円錐角膜の症状

円錐角膜は、角膜が前方へ突出してくるため、
角膜に歪みが生じ、視力が低下します。

初期症状は視力低下や、ゆがんで見えたりし、
多くの場合、10代後半~20代前半に発症します。

ごく初期には、まぶしく感じたり、光に過敏になったりする
程度です。

症状が進んで角膜の飛び出しが強くなると、
デスメ膜と呼ばれる角膜の内側の層が破裂し、
角膜内に水が溜まることにより
角膜が突然白く濁る「急性水腫」という状態に
なることもあります。

急性水腫になると、視力が著しく低下します。

若年者でメガネでの強制が困難な人、
急に近視や乱視が進行した人は、
円錐角膜が疑われます。

また、アトピー性皮膚炎、アレルギー性結膜炎、
ダウン症候群の方は、合併症として
円錐角膜を起こしやすいため、注意が必要です。


■円錐角膜の治療法

円錐角膜では、角膜そのものが変形した不正乱視のため、
メガネではうまく矯正できません。

通常よりも大きくて扁平なハードコンタクトレンズの装用により、
角膜の突出を抑えつつ、視力を矯正します。
突出の程度が軽度~中程度まで適応となります。

ハードコンタクトレンズの装用が困難になると、
全層角膜移植術の適用となります。

最近では、軽度の近視の矯正を目的に開発された
”角膜内リング”が、円錐角膜の屈折矯正器具として
期待されています。

角膜内に2枚のプラスチックのリングを挿入することで、
円錐状になった角膜を平坦化させることが出来るため、
乱視が軽くなります。

また、”角膜クロスリンキング”といい、角膜に
リボフラビン(ビタミンB2)を点眼し、長波長紫外線を
30分間照射することにより、角膜実質の
コラーゲン線維の架橋を強くすることで円錐角膜の
進行を予防する方法が試みられています。

進行を予防する効果しかなく、治療ではありませんが、
見え方の悪化を抑える効果が期待でき、
初期の治療法として期待されています。

円錐角膜は原因不明の病気で、著しい視力低下を
伴うこともありますが、失明にまでは至らず、
多くの場合は適切な補正レンズを用いることで、
日常生活を通常通り送ることができます。
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