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急性出血性結膜炎(アポロ病)の症状と治療法

急性出血性結膜炎は、別名アポロ病といいます。
これは、アポロ11号が月面着陸をした1969年に
世界的に流行したためといわれています。

急性出血性結膜炎の原因はウイルスですが、
1969年にアフリカで初めて発生し、世界的な大流行を
引き起こしたエンテロウイルス70型と、
同時にシンガポールを中心に東南アジアで流行した
コクサッキーウイルスA24型があり、
比較的新しいウイルスです。


■急性出血性結膜炎(アポロ病)の症状

一般的な結膜炎と同じように目の痛みやめやに、
目の充血などの症状が現れますが、
結膜下出血で、白目に点状に出血が起こり、
白目が真っ赤になるので、驚く方が多いです。

出血自体は自然に吸収されるので、
心配はありません。

片目が発症した後、1~2日のうちに、
反対側の目にもうつるのが普通です。

また、強い異物感や痛み、まぶしさなどや、
全身症状としては、頭痛、発熱、呼吸器症状などが
現れることもあります。

1週間程度で治り、合併症はほとんど見られませんが、
ごく稀に、6~12カ月後に、四肢に運動麻痺を
きたすことがあります。


■急性出血性結膜炎(アポロ病)の治療

急性出血性結膜炎に対する治療法はありませんが、
二次感染を防ぐ目的で抗生薬の点眼や、
炎症を緩和する目的で非ステロイド系の
消炎薬の点眼が一般的に行われています。

学校保健法では「第三種の伝染病」に区分されていて、
「病状により学校医その他の医師において
伝染のおそれがないと認められるまで」
出席停止とされています。


■急性出血性結膜炎(アポロ病)の予防法

感染力が強いので、周囲に移さないように
気をつけなければなりません。

しかし、潜伏期間がわずか1日なので、
周囲に次々と感染する可能性があります。

涙や目やにに触れた手などから感染しますので、
手をよく洗い、タオルなどは共有しないようにします。

急性出血性結膜炎に感染すると、
涙や目やにが出ますが、ティッシュペーパーなどでふき、
すぐに廃棄しましょう。

入浴は最後にし、洗濯も別にします。

汚染されたタオルや衣服は56度以上5分間の
熱で消毒し、熱消毒できないものは、
家庭用塩素系漂白剤やアルコールなどで拭いて、
消毒しましょう。
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