加齢黄斑変性の治療

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《萎縮型加齢黄斑変性の治療》

萎縮型加齢黄斑変性は、有効な治療法がなく、
進行を遅らせると考えられているビタミン剤の投与しか
手立てがありません。

進行がゆっくりなため、特に問題がないともいえますが、
萎縮型から滲出型へ移行し、急激に病気が進行する
こともあるため、定期健診は欠かさずに受けましょう。


《滲出型加齢黄斑変性の治療》

滲出型加齢黄斑変性であっても、病気そのものを
根本的に治療する方法がなかったのですが、
最近いくつかの治療法が新たに開発されて、
早く見つければある程度の視力が
維持できるようになってきました。

しかし、いちど障害を受けた黄斑は元に戻らないため、
視力が良くなることもありますが、
視力が正常になることはほとんどありません。


○レーザー光凝固術

脈絡膜新生血管が黄斑の中心から離れている場合には、
新生血管をレーザー光で焼き固めることがあります。
ただし、新生血管だけでなく、周囲の正常な組織にも
ダメージを与えるため、病変が黄斑の中心にある場合には
この方法は使用できません。

レーザー光凝固術の治療そのものは10分程度と短く、
入院も必要なく、外来で受けられます。
しかし、散瞳薬を用いて瞳孔を開いてから治療するため、
数時間は普通の光でも非常にまぶしく感じ、
目を開いていられません。
視界もしばらくぼんやりするため、家族などに付き添って
もらった方がよいでしょう


○光線力学的療法(photodynamic therapy:PDT)

レーザー光凝固術とは異なり、中心窩に新生血管があっても
受けることができる方法です。

光に反応するビスダインという薬剤を腕の血管に注射し、
その薬剤が新生血管に達したときに、非常に弱い出力の
専用のレーザーを病変に照射する治療法です。

レーザーによって注射された薬剤が化学反応を起こし、
新生血管に障害を与えて、新生血管を閉塞させます。

ただし、閉塞した新生血管の中には、再び開くものもあるため、
3か月ごとに造影検査を含めた詳しい検査を行い、
再治療を行うかどうかを決めます。

また、薬剤がわずかながら全身に回るため、
治療後48時間は強い光に当たらないようにします。
そのため、2日の入院が必要となり、退院後も
3日間は直射日光は避ける必要があります。

治療には専用のレーザー装置が必要であり、
眼科PDTの認定医がいる病院でないと
治療が受けられません。


○薬物療法

脈絡膜新生血管の発生には血管内皮増殖因子(VEGF)が
大きく関係していると考えられています。
このVEGFを阻害する薬物の投与により、脈絡膜新生血管を
退縮させる治療法です。

現在認可されているVEGF阻害薬にはマクジェンRと
ルセンティスRという2種類の薬があり、
いずれも目の中(硝子体腔)に6週あるいは4週ごとに注射します。

ルセンティスRは視力改善が期待でき、
治療効果も高いのですが、脳梗塞や脳出血を
起こしたことがある方にとっては、再発作が起こる
可能性があるため、使用できません。

一方、マクジェンRの方はそのような心配がなく安全ですが、
治療効果はルセンティスほど高くありません。


○手術療法
脈絡膜新生血管を抜去したり、黄斑を移動させる手術が
以前は行われていましたが、新しい治療法が開発されたため、
ほとんど行われなくなっています。
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