加齢黄斑変性の自覚症状と検査

加齢黄斑変性は、中心部の視力をつかさどっている黄斑に
障害が生じるため、中心の見え方に影響が出てきます。


■加齢黄斑変性の自覚症状

○変視症
 中心部がなんとなく、グニャリとゆがんで見えます。
 直線や、規則正しく並んでいるタイルなど見ると
 ゆがんで見えるので、分かりやすいでしょう。

○中心暗点
 物を見ようとすると、真ん中がぼやけたり、
 暗くなったりしてよく見えなくなります。
 字を読もうとすると、真ん中に来る字が
 読みにくくなります。

○視力低下
 加齢黄斑変性が進むと、視力全体に影響し、
 視力が低下します。
 この場合、メガネやコンタクトレンズで矯正しても、
 あまり効果がありません。

○色覚障害
 加齢黄斑変性が進行すると、色も見分けられなくなり、
 黒、灰色、白にしか見えなくなります。


加齢黄斑変性の場合、中心の視力は落ちても、
周辺の視力は残るため、完全に見えなくなることは
ほとんどありません。

しかし、物を見ようとしても真ん中が見えにくいため、
日常生活は何とか営めますが、生活の質(QOL)が
非常に悪くなります。

また、大きな網膜剥離 や出血がおこれば、
さらに広い範囲が見えなくなります。


■加齢黄斑変性の検査

○視力検査

○アムスラーチャートによる検査
 ”アムスラーチャート”と呼ばれる
 碁盤の目のような(方眼紙のような)図を片目ずつ
 見る検査です。
 格子がゆがんで見えたり、見えないマスがあったりした場合、
 加齢黄斑変性の疑いがあります。

○蛍光眼底検査
 眼底検査では、網膜の状態を詳しく観察できます。
 加齢黄斑変性が疑われるときには、
 新生血管の有無などを見るため、腕の血管から
 蛍光色素という造影剤を入れ、色素が眼底に
 達したときに写真を撮ります。
 蛍光眼底検査により、新生血管の有無や
 網膜上皮の状態や出血の有無が分かります。
 検査時間は30分程度で、特に痛みもありません。

○光干渉断層計
 網膜の断面を見る検査です。
 網膜やその下の新生血管などの状態を
 立体的に把握することができます。
 造影剤を使わないので、負担が少ない検査です。
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