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骨が変形したからといって腰痛になるわけではない!? その痛みの本当の原因と、症状をやわらげる方法

腰痛でレントゲンを取ると、よく医師より
「この箇所で骨に変形が見られます」
と説明をされたことはありませんか?

骨が変形していたり、軟骨がすり減っていると
聞かされると、それが腰痛の原因だと
納得しがちですが、本当にそれだけが原因でしょうか?

本当に「骨棘(骨にカルシウムが沈着して
トゲのような突起ができたもの)」や「関節の摩耗」などの
骨の変形が痛みの原因であるとしたら、
安静やマッサージ、鍼療法、牽引や電気などの温熱療法、
運動療法などで痛みが改善するはずはありません。

実は、”骨の変形”や”関節の磨耗”は
50歳以上になれば誰にでも普通に生じる
老化現象の一つです。
しかし、これらの変化が起こっても、痛みが起こらない人もいます。

骨の変形から腰痛に至るまでには、他にも様々な要因があります。
例えば、椎間板の変形、腰の筋肉の疲労、血流の悪化、
椎間関節の変性、脊柱の不安定性に基づく靭帯の緊張
などなど、複数の要因が複雑に絡み合って、腰痛が起こります。

ただし、腰椎の変形が非常に重度であれば、
それだけの要因で腰痛が生じる可能性もあります。
その場合は、マッサージや温熱療法などの保存療法では
痛みが取れないため、物理的に手術などで
治療を行う必要があります。

大部分の腰痛は、そこまでひどくはありませんので、
保存療法で痛みの改善が期待できます。

腰痛の原因には、”可逆的な要素”と”不可逆的な要素”
の2つがあります。

”骨の変形”や”関節の磨耗”は”不可逆的な要素”ですが、
低下した椎間板や椎間関節の機能を高めることにより、
”可逆的な要素”を改善することはできます。

また、靭帯や筋肉の過剰な緊張をやわらげたり、
疲労を癒したり、ストレスを発散させることなども、
”可逆的な要素”の改善につながります。

このように、可逆的な要素を改善していく保存療法で、
腰椎の変形が主な原因である腰痛でも、
痛みを改善していくことは十分可能なのです。
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