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片方の耳だけに起こる耳鳴りや難聴は、聴神経腫瘍の可能性も!

片方の耳だけに起こる耳鳴りや難聴は、聴神経、
なかでも前庭神経にできる腫瘍が
原因になっていることがあります。

聴神経腫瘍は、脳腫瘍の一種です。
聴神経腫瘍の多くは、平衡感覚を伝える
前庭神経にできます。

この腫瘍は片側だけにでき、神経線維を
圧迫するため、片側の耳だけに
耳鳴りや難聴が起こります。

聴神経腫瘍はとてもゆっくりと大きくなり、
耳鳴りや難聴などの症状も徐々に出現するため、
はじめのうちは、本人もあまり症状に気づいて
いないことも多いです。

悪いほうの耳では電話の声が聞こえにくいなど、
ちょっとした事から気づくこともあります。

多くの人は、耳の聞こえの悪さを自覚してから
耳鼻科を受診し、そこで聴力検査やめまい検査、
MRIやCTスキャンなどの画像検査、
聴性脳幹反応検査などを行い、
聴神経腫瘍と診断されるという経過をたどります。

聴神経腫瘍は脳腫瘍の一種ですが、
良性の腫瘍で、転移もしません。

だからといって安心していると、
腫瘍が大きくなるにつれ、神経線維だけでなく、
音の情報を伝える蝸牛神経や、顔面神経、
小脳も圧迫することもあります。

そのため、めまいや耳鳴り、難聴だけでなく、
顔面神経麻痺や運動障害などが
起こることがあります。

聴神経腫瘍の治療は、主に手術です。
10mm程度の小さいものなら耳鼻咽喉科、
大きなものは脳神経外科で手術します。
2週間程度の入院が必要となります。

腫瘍が大きくなると、それだけ手術も難しくなるので、
手術が不安という気持ちもあるでしょうが、
早めに摘出するほうがよいでしょう。

早期に腫瘍を取り除けば、聴力の回復や、
現状維持が期待できます。
完全に取り除いてしまえば、再発の心配もありません。

聴神経腫瘍の成長はゆっくりなので、
高齢者の場合などは手術をせずに様子を見たり、
放射線療法で腫瘍の成長を抑えることもあります。
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