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心筋梗塞で薬を飲んでいるけれど、いつまで飲まなくてはならないの? 本当に必要な薬なの?

心筋梗塞と診断され、治療を受けると、たくさんの薬が処方されます。
多くの薬を飲むのは負担も大きいですし、管理も大変。
薬代もかかります。

できれば1つでも減らしたいところですよね。


■心筋梗塞の薬はいつまで飲まなくてはならないの? 本当に必要な薬なの?

心筋梗塞の治療では、冠動脈にステントを用いて治療するのが通常です。
ステント血栓症と言われる、ステント部に血栓が生じることを予防するために、
まず、抗血小板薬が必要となります。

これは、血液をサラサラにして固まりにくくする働きがあり、ステント部に
血栓が生じてステントが詰まらないようにするだけでなく、心筋梗塞や
脳梗塞になりにくくする効果もあります。

抗血小板薬は、アスピリンとチエノピリジン系(チクロピジンまたは
クロピドグレル)という2種類の内服が有効とされています。

アスピリンは、バイアスピリンという薬が処方されることが多いです。
アスピリンと言うと、解熱や痛み止めといった印象が強いですが、
これらの用途に用いられる量の1/3程度を服用すると、
血小板に作用する働きがあります。

血小板は、出血した時に血液を固める役割を担っていますが、
血小板の働きを抑え、血液をサラサラにする効果があります。

いつまで飲み続けなければならないかと言うご質問ですが、
基本的に一生飲み続ける必要があります。

ワーファリンもまた、よく処方される薬です。

血液が凝固するにはビタミンKの関与が必要ですが、
ワーファリンはビタミンKの働きを抑えることにより、
血液を固まりにくくし、血栓ができるのを防ぐ働きがあります。

冠動脈に血栓ができるのを防ぐ効果は、ワーファリンよりも
上述の抗血小板薬の方が効果が高いのですが、ワーファリンは、
心筋梗塞を起こした後に心室瘤が形成された場合に、
そこに血栓ができるのを予防する働きがあります。

血栓に関する薬は上記の通りですが、心筋梗塞に罹る方は、
高血圧や糖尿病、脂質異常症という危険因子を持っていることが多いです。

そのため、それらの治療のための薬も処方されるため、
どうしても内服薬の種類は増えてしまいます。

これらの病気を放置していると、心筋梗塞だけでなく、
その他の疾患も発症しかねません。

基本的に薬剤は必要性があって投与されているため、
自己判断でやめることなく、しっかり服用することが大切です。

どうしても薬の処方に疑念がある方は、セカンドオピニオンを
受けることも一考してはいかがでしょうか。


■心筋梗塞の薬の飲みかた

アスピリンには、胃で吸収されるタイプと、腸で吸収されるタイプの
2タイプが存在します。

胃炎や胃潰瘍がある方は、腸で吸収されるタイプのアスピリンを
処方してもらうといいでしょう。

ワーファリンの服用量は、細やかな調整を必要とします。
1日に内服するワーファリンの錠数は、定期的に血液凝固能検査
(PT-INR、トロンボテスト)の結果に基づいて処方されます。

そのため、必ず指示された服用量を、飲み忘れの内容に
飲む必要があります。

飲み忘れてしまった場合は、気づいた時にできるだけ早く飲みます。
飲むべき時間から半日以上経過していたら、その分は内服せず、
次から規則的に飲みます。

また、ワーファリンの働きを弱める食品は禁忌です。
納豆、クロレラ、青汁など、ビタミンKを多く含む食品が
これに当たります。

ワーファリンは血液を固まりにくくする作用がありますが、
逆に言えば、出血が止まりにくくなるということです。

ワーファリンの服用中は、けがをする恐れのある仕事や運動をする際は、
細心の注意を払ってください。

また、手術はもちろんのこと、歯科処置をするときには、
事前に担当医にワーファリンを内服していることを伝えてください。





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| 2016年02月29日 | 心臓病 | 編集 |
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