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ノロウイルスの特徴と治療法、予防のポイント

ノロウイルスは、急性胃腸炎を引き起こすウイルスです。

カキなどの2枚貝の中に蓄積し、それらを生や、十分に調理加熱
しないで食べた場合に感染すると考えられています。

そのため、11月〜3月に多発しますが、年間を通して発生しています。

それは、ノロウイルスは食品自体からだけではなく、
調理器具や調理者の手などから食品が汚染されて感染が広がったり、
空気中に舞い上がったウイルスから感染が広がることもあるからです。


■ノロウイルスの特徴

ノロウイルスには、ほかのウイルスと比べて下記のような特徴があります。

1.下痢だけでなく、嘔吐も多い
  ノロウイルスは下痢だけでなく、嘔吐も引き起こすことが特徴です。
  下痢だけなら、ウイルスはトイレで流されるため広がりにくいのですが、
  嘔吐が間に合わなかった場合、適切に処理しないとウイルスが床に残り、
  乾燥すると空気中に舞い上がって感染が広がります。
  トイレの後の手洗いをしっかりして感染を防ぐことももちろん大切ですが、
  こうした感染ルートもあるため、ノロウイルスの場合は特に注意が必要です。

2.アルコールに強い
  消毒というと、アルコールを噴霧すれば安心、と思ってしまいがちですが、
  実はノロウイルスはアルコールに強いのです。
  さらに、熱や乾燥、酸にも強く、水中でも長時間生きていることができます。
  そのため感染力が強く、集団感染もしばしば起こるのです。
  しかし、ノロウイルスは塩素には弱いので、漂白剤でしっかりと殺菌しましょう。

3.一度かかっても、何度も感染する
  インフルエンザは型が変わりやすいとはいえ、ワクチンの注射により
  ある程度の免疫が確保され、感染しにくくなります。
  しかしノロウイルスには多数の遺伝子型がある上、腸粘膜での局所感染のため
  免疫を獲得しても持続時間が短いので、回復してもすぐに再感染を起こすことがあります。
  一度かかったからといって安心せず、予防に努めましょう。


■ノロウイルスの治療法

ノロウイルスの診断は、便に大量のウイルスが排泄されることもあり、
電子顕微鏡法、RT-PCR法、リアルタイムPCR法などの遺伝子を検出する方法で
比較的簡単にウイルスの検出を行い、診断することができます。

しかし、ノロウイルスに有効な抗ウイルス剤がないため、治療は通常対処療法のため、
安静にすることが大切です。
嘔吐や下痢で脱水にならないように注意します。

特に、乳幼児や高齢者は免疫力が低く、脱水症状を起こしたり、
体力を消耗しないように気を配りましょう。

唇が乾いたり、尿が出ないなどの脱水症状がひどい場合には、
病院で輸液を行ってもらいましょう。

下痢がひどいからといって、強い下痢止め薬を服用してはいけません。
便の中には大量のウイルスが含まれているため、無理に下痢を止めると
ウイルスが腸管内にとどまり、回復が遅れることがあります。

医師より処方された薬以外は服用しないようにします。


■ノロウイルスの予防法 <二次感染を防ぐために>

家族は、感染しないために次のことを気をつけましょう。

トイレの後や、食事の前などには、石けんでしっかりと手を洗います。
できれば、逆性石けんや塩素系消毒薬で消毒します。

また、感染者は食事の準備などをしないようにします。

万が一、食品にウイルスが混ざっても、しっかり加熱すれば感染性を
無くすことができます。
食品の中心が、1分以上85℃以上を保つように、しっかりと火を通します。

患者の便や嘔吐物には大量のウイルスが含まれています。
便や嘔吐物の処理をするときは、ビニール手袋などをはめ、
素手で処理をしないようにします。

また、便や嘔吐物が乾くと、空気中に舞い上がって感染を増やします。
処理はしっかりとすることはもちろんですが、ノロウイルスは
アルコールでは殺菌できないので、塩素系漂白剤を用います。

便や嘔吐物はペーバータオルなどでふき取り、ビニール袋などに入れ、
塩素系漂白剤を注ぎます。

残った便や嘔吐物の上には、50~100倍に薄めた塩素系漂白剤を
たっぷり浸したペーパータオルなどをかぶせ、その後、よく拭き、
これらもビニール袋に入れてから捨てます。

患者の入浴はシャワーにするか、お風呂に入る場合は最後に入り、
入浴が終わったらお湯はすぐに抜きます。

患者の下着類は、家族とは別に洗濯し、日光で乾かします。
天気が悪い場合は、塩素系漂白剤をいれて洗濯します。

患者が使った食器は、洗剤でよく洗い、すすいだ後、
50~100倍に薄めた塩素系漂白剤の中に1時間以上つけます。

下痢がおさまっても、便からはしばらくの間ウイルスの排出が続くため、
2週間程度は二次感染に注意しましょう。

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| 2013年08月31日 | その他の病気 | 編集 |
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