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夜間頻尿の原因は、前立腺肥大症とは限らない!?

男性で、高齢の方が夜間に何度もトイレに起きると、
まず疑われるのが前立腺肥大症です。

しかし、夜間頻尿の原因は、前立腺肥大症だけではありません。

前立腺肥大症以外で、夜間頻尿の原因となりうる
病気をご紹介します。


■慢性前立腺炎

比較的若い、中年前後の男性から徐々に発症が始まるのが、
”慢性前立腺炎”です。

名称の通り、前立腺が炎症を起こした病気で、
睡眠不足や疲労、過度の飲酒や体の冷えなどで
抵抗力が低下すると、前立腺に細菌が侵入し、
炎症を起こしやすくなります。

炎症の初期は、トイレが近くなる”頻尿”、
排尿時に痛みを感じる”排尿痛”、
排尿しても尿が残った感じがする”残尿感”が
主な症状です。

夜間頻尿に関係してくるのは残尿感で、
夜中や朝方に下腹部に尿がたまっているような鈍痛を感じて
目が覚めることがあります。

初期のうちなら抗生物質などで改善することが多いのですが、
放置していると慢性化し、治りにくい”難治性”となってしまいます。


■夜間多尿

”夜間多尿”は、加齢に伴い、夜間に尿が多くつくられる
ようになる病気です。

健康な人は、昼間に作られる尿が多く、
夜間には尿が作られるのが少なくなりますが、
この作用に関わっている”抗利尿ホルモン”の
分泌が減ると、昼間につくる尿量が減り、
夜間の尿が増えることがあります。

また、高血圧や心臓病などの薬の影響で
夜間多尿になる場合もあります。」



■不眠症や睡眠障害

夜間多尿の項でも説明しましたとおり、普通は
眠っている間は尿が濃縮され、尿量が少なくなります。

しかし、夜、目が覚めていると、この濃縮作用がなくなり、
昼間並みに尿が作られることになります。

特に高齢者は眠りが浅く、ちょっとしたことでも目が覚めてしまい、
目が覚めたからといってトイレに行くと、ますます尿が
つくられてしまうという悪循環に陥ってしまいます。

睡眠障害には、うつ病や不眠症などの精神的な病気以外にも、
睡眠時無呼吸症候群などの別の病気が隠れていることもあります。

気になることがあったら、医師に相談をしてみましょう。
| 2012年06月25日 | その他の病気 | 編集 |
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