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鞭虫(べんちゅう)症の症状と治療法

鞭虫(べんちゅう)症は、寄生虫症のひとつで、
感染率が0.25%であり、現代日本でも
比較的良く見られます。

鞭虫は長さが4cmほどで、主に盲腸(もうちょう)に
寄生しています。頭のほうが細くなっていて
鞭(むち)のように見えるのでこの名がついています。

便から虫卵が排出され、虫卵をのみ込むと感染します。
虫卵は低温でも1ヶ月以上生存し、乾燥にも強いので、
感染者は手洗いをよくし、爪を切るなどして
感染の拡大を防ぎます。

20匹以下の少数寄生では自覚症状はありませんが、
200匹を超えるような多数の寄生で症状が表れます。
軟便、下痢、腹痛、嘔吐、食欲不振、貧血などです。
特に夜中に便意を催すことが特徴的です。
まれに、虫垂炎、盲腸周囲炎、腸管潰瘍が起こります。

診断には、便内の虫卵の検出を行います。

治療は、メベンダゾールを1日2錠、3日間の内服で
効果が現れます。副作用はほとんどありませんが、
まれに下痢、腹痛が見られます。
また、妊婦には使用禁忌です。
| 2011年08月28日 | その他の病気 | 編集 |
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